下水道展における活動報告         NPO21世紀水倶楽部
              
東京ビックサイト東3ホール  2015年7月28~31日
趣旨】   
 水循環に関わるNPOをはじめとした市民団体の活動は、水や関連する事業の大切さを広く認識してもらうためにとても重要です。こうした活動の基盤となる水循環に関わる知識・情報は気候変動や大規模災害の発生、ライフスタイルの変化、人口減少、水環境に関わる規制の変化、新技術の開発・実用化、新しい展開手法の登場などさまざまな要因によって日々刻々と変化しています。そのため、市民活動の継続的実践には、正しい知識や情報を学んでいくことが必要不可欠です。
そこで、2015年7月28~31日の4日間、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催される下水道展15東京において設置されるスイスイ下水道研究所「NPOコーナー」では、子どもたちを含む一般市民とNPOが一緒になって、水環境に関わる知識・情報を学ぶことを目的として、水循環に関わる著名な学識者をお招きしてわかりやすいかたちでお話をしていただくとともに、お話に関連するNPOの事例発表を行う「水環境ひろば」や、NPOの取組み等を紹介するパネル展示を行いました。場所はビックサイト東3ホール内で、GKP(下水道広報プラットホーム)のもと、NPO関連の企画運営を21世紀水倶楽部が担当しました

水環境広場での活動
1,NPOと一緒に学ぼう 水循環

 「水環境ひろば」は、著名な学識者にわかりやすく水循環に関わる科学知識を紹介してもらい、NPOが子どもたちを含む一般市民と一緒に水循環を学んでもらうことを目的としたもので、各テーマの下で、学識者の講演とともに、参加団体が事例発表を行いました。7/28から7/30までの3日間、15時10分から16時40分まで、毎日テーマを決めて実施。
時期    テーマ  コーディネーター 講演 
7/28   東京の川の今昔
~首都圏の川を対象に~
 NPO法人 日本水フォーラム
 マネージャー 石原 小枝 氏
 「東京の川の今昔」
(公財) リバーフロント研究所理事・技術参与 土屋 信行 氏
7/29   市民と水環境 みずとみどり研究会
 事務局長 佐山 公一 氏
 「市民と水環境の関わり─身近な水を見る・知る・調べる」
東京農工大学 名誉教授 小倉 紀雄 氏
7/30   雨と上手につきあう  NPO法人 雨水市民の会
理事長 山本 耕平 氏
 
 「雨とつきあう」
東京大学 名誉教授 高橋 裕 氏
パネル展示 説明
 7/28から7/31までの会期中、水環境広場の隣に各NPOがパネル展示を行った。単に活動内容を紹介するだけでなく、活動の成果を踏まえて、今、最も市民に訴えたいことを内容とするパネルを作成しています。説明者も配置。数字はパネルにリンク。 
NPO法人 雨水市民の会 1 2 
NPO法人 荒川クリーンエイド・フォーラム 1 2
NPO法人 エコロジー夢企画 1 2 
NPO法人 下水道と水環境を考える会・水澄 1 2
新河岸川水系水環境連絡会 1 2
NPO法人 全国水環境交流会 1 2
NPO法人 多摩川センター 1 2
NPO法人 東京湾と荒川・利根川・多摩川を結ぶ水フォーラム 1 2
NPO法人 日本下水文化研究会 1 2
NPO法人 日本水フォーラム 1
野川流域連絡会 1 2
みずとみどり研究会 1 2
NPO法人 都川の環境を考える会 1 2 
NPO法人 21世紀水倶楽部 1 2
いろいろ研究発表大会 スイスイ下水道研究所
 通路近くのステージで、いろいろな団体が発表。NPOは3団体予定していて、21世紀水倶楽部は7月29日、12時30分からのプログラムの中、村上孝雄理事が「下水道 昔と今」を発表
実行委員会からヒストリア賞をいただきました。

終了後の感想

パネル展示状況

ラオスからの団体来場者

2013年報告 暮らしと水の応援団 NPO21世紀水倶楽部
2014年報告 水環境カフェ      NPO水澄