【終了後の感想】
 市民団体として投入できる経費や使用できるスペース、準備する時間などに限りがある中で、パネル展示にしろ「水環境ひろば」にしろ、できるだけの取組みは実施できたのではないかと思われます。その一方で、NPO活動に関心のある来場者をどうNPOコーナーに導くか、また参加団体同士の情報交換は密に行われたか、さらに参加団体は今回の下水道展を十分楽しんだか、など課題も残されたのではないかと考えられます。
 「水環境ひろば」での講演、事例発表は極めて有意義でした。目からウロコの話が少なくありませんでした。例えば、高橋裕先生は「雨を楽しむ」という日本人の性格を説明し、最近はそういう人が少なくなったとお話しされましたが、そういう大人が少なくなったことで、雨を楽しむ子どもも少なくなったのではないかと考えさせられました。
また、短い時間でありましたが、「水環境ひろば」の事例発表後に来場者を交えた討議を実施できたことで、水や川や下水道や生き物や環境などに対してさまざまな考え方があることを教えられました。   (阿部)