5,便器
5−1、洋式便器の大きさ

 洋式便器はいろいろな形状のものが用意されていますが、便座は標準と大型の2種類です。長さが3cm違います。狭いスペースでは標準の方がいいのですが、身長が高くなっている現代では、大型の方が使い勝手がいいことがあります。高さですが、便座の下の陶器面まで37cmが普通です。

        


5−2、和式と洋式 
 和式の方が足腰の強化になるような気がしますが、膝の悪い高齢者には洋式が向いています。健康チェックには和式の方がいいし。個人住宅にトイレを新設・改造する際は圧倒的に洋式トイレが多いとのこと。
学校、役所、駅、事務所ビル、デパート、列車など和式が多く、洋式で統一されているのは飛行機くらい。和式に慣れていると洋式の知らない人が座った便座に座るのは抵抗感があります。東南アジア、中東でも伝統的なトイレは和式に近いのです。
 洋式で育った子供には和式トイレの訓練も必要でしょう。