研究集会報告「下水道雨水貯留管のマネジメント‐河川との関わりと運転管理を語る‐」  
                     2021/1/28 NPO21世紀水倶楽部
 
 
【開催趣旨】   
近年、降雨現象の激化により浸水被害が深刻さを増している。下水道の浸水対策は雨水管、ポンプ場を整備し、速やかに河川へ排除することが基本であるが、河川改修の遅れた区域や排水先に制約を受ける区域では、雨水貯留管の整備が選択される例が増えている。国においても貯留施設の整備を推進する方針が示されており、今後、雨水貯留管の一層の活用が想定される。
本研究集会では、雨水貯留管の計画・運転管理について経験を有する自治体の現状を紹介するとともに、下水道と河川との連携方策、技術開発の方向性等、雨水貯留管の総合的なマネジメントのあり方について議論した。 

【開催日時】 令和3年1月28日(木)13:30‐16:30

【開催方法】 Zoomでのオンライン開催

【参加人数】 40名

【プログラム】  司会 理事 竹石和夫・阿部洋一

第一部
〇 横浜市における都市浸水対策 ~大規模雨水貯留管の活用~         
 横浜市環境創造局計画調整部下水道事業マネジメント課長 早川 正登 氏
           資  料       講演要旨

〇 河川と連携した雨水貯留管の運転           
 名古屋市上下水道局技術本部計画部主幹(雨水対策の総合調整担当) 太田 宗由 氏
           資  料       講演要旨

〇 寝屋川流域総合治水対策(河川と流域下水道) 
 元大阪府都市整備部下水道室長 長谷川 明巧 氏
           資  料       講演要旨

〇 雨水対策における河川と下水道の連携  
 元国交省江戸川河川事務所長 高島 英二郎 氏         
           資  料       講演要旨

第二部
〇 総合討論 
  コーディネーター  理事 竹石和夫・阿部洋一
                        討論要旨