飛鳥の流水施設 2019.9(撮影2019.8) |top1−22-2|5|5-2 亀田 泰武
飛鳥京には多数の流水施設があり、2019年8月に飛鳥京跡苑池で新たな流水施設発掘の発表がありました。結構狭い地域に集中していますが周辺の山々など百人一首などに出てくる有名な地名が多い。
 周辺の水施設と合わせて紹介します。
1,飛鳥京苑池の流水施設    祭事が行われたのか
2,飛鳥水落遺跡 水時計の漏刻
3,飛鳥寺西門跡 日本最古級の土管上下水道管
4,亀型石造物、酒泉石  祭事が行われたのか
5,石人像 石神で見つかった噴水のある像

 飛鳥京には主に飛鳥時代を中心に、多くの天皇の宮が置かれ、関連施設遺跡も周囲に発見されていることから、そう呼ばれているが大きな都として存在したかどうか確認されていない。
 飛鳥時代は、 広義には、飛鳥に宮都が置かれていた崇峻天皇5年(592年)から和銅3年(710年)にかけての118年間を指し、 狭義には、聖徳太子が摂政になった推古天皇元年(593年)から藤原京への遷都が完了した持統天皇8年(694年)にかけての102年間を指す。

 国土地理院地図を使用      国土地理院地図