講演概要

 秋の研究集会「閉鎖性海域と下水高度処理−どこまでやるのか!」・・・
                           NPO法人21世紀水倶楽部

主題と狙い : 閉鎖性海域と下水高度処理―どこまでやるのか!      
 東京湾等の閉鎖性海域の富栄養化対策としては窒素・リン負荷の削減が必要であり、下水道による対策が基本と考えられてきた。
現在、東京湾等では富栄養化の程度に多少の改善が見られるが、青潮などの被害は依然として継続している。一方、瀬戸内海の西部地区では漁業者を中心にして栄養塩の削減効果に疑問の声が上がっている。このような情勢の中、栄養塩削減の切り札とされる下水道について関係者はどのように情勢を見極めていくのか、本テーマについて極めて造詣の深いお二人の専門家のご講演を基礎として論議を深めたい。

2,プログラム
● 開会挨拶 趣旨説明

「海域の水質保全と下水道」
    国土技術政策総合研究所 藤木修下水道研究部長

「瀬戸内海の実態と今後の方策について」
    山口大学            浮田正夫名誉教授

総合討議

3,日時・場所
  日時  平成19年10月5日(金曜)  14:00〜17:00
  場所 (財)下水道新技術推進機構 会議室
         東京都新宿区水道町3−1 水道町ビル7階