久津間海岸の干潟(盤州干潟)見学会報告 2026/04/20
                      NPO21世紀水倶楽部   亀田泰武
 久津間海岸の調査は初めてである。ホテル三日月近くでけっこう自生のアサリが多いという話から、昨年盤州干潟北の金田海岸に行ってみることにしたが、アサリの生息は他と同様乏しかった。今回は小櫃川河口に一番近い久津間海岸を計画した。見学会の参加者は、総数4名でNPO水倶楽部からは3名。集合は4月20日(月)9:30木更津駅西口出口で、世話役の活き活き東京湾研究会の大野さんに送っていただいた。
 当日、干潮は12:37の潮位が−2cm。天気は薄晴れ
 干潟に降り最初に目についたのが大量の米粒のような砂だんごでコメツキガニによるものらしい。ここの干潟は木更津よりも遠い沖まで広がっていた。
 調査は浜への入口左の、貝が撒かれていないところから始めた。ここでは潮干狩り場は歩いて10分以上もかかる沖の区画の中であった。沖の方へ移動しつつ所々掘って調べた。ここも貝の生息は非常に少なく、アサリ稚貝が一つが2回に一回見られる程度。稚貝の殻は茶色と白のこの辺特有のもの。貝殻模様が2段になって、生育途中で長い距離流されるなどの大きな環境変化が考えられる。たまにけっこうの大きさのハマグリが取れ、自分も沖までの調査時間90分で6cm、4.5cm、2.5cmの3個、他のメンバーも同程度取れた。一番沖の所で一カ所で作業をしている人がいた。マテ貝の穴に塩をいれて飛び出してくるマテ貝を捕まえるもの。15個くらいもあり、場所によってけっこうな生息密度になっているようである。
 沖まで行った後潮干狩り場まで戻り、お土産の貝掘りをした。

 久津間海岸も他地域と同様貝類生息は貧相であった。干潟は少々柔らかくて少し歩きにくかった。木更津海岸との距離が2.5kmと近いのに、タマシキゴカイの砂トグロは全く見られず、コアマモも殆ど見なかった。カニの穴しか見えないこと、自生のハマグリが少ないがいることなど荒川河口の西にある葛西海浜公園の浜と似ている。

ここの干潟は広かったが、生物は貧相

2cmほどのアサリの稚貝 模様が2段になっていて生育途中で大きな環境変化があったように見える

  砂だんごが多数 岸近く

 この稚貝も2段模様

左上がハマグリ、左下が自生と思われるアサリ、右はよそから持ってきたと思われるアサリ


沖でマテ貝取りの作業