フェニキア時代の腰湯-1 hip bath Kerkouane 2014.12(撮影2014.11) |1|      Nogi 
腰湯-1
 カルタゴの東80kmほどのところ、ボン岬の先にあるケルクアン遺跡は、他の都市と違いカルタゴ滅亡後、ローマによって廃墟の上に街がつくられることなかったため、貴重なフェニキア時代の遺構となっています。ここは職人町だったので個人の住宅が多く、その中で腰湯がユニークです。

 Google地図
家の様子
 案内図から。腰湯はhip bath ないしsitz bathといい、足湯ないしせいぜい腰の高さくらいまでお湯ないし水を張って入浴するもの。
 ここでは家毎に腰湯がありました。井戸水を使い、トイレは壺を使っていたとのこと。