工事の難しさが少し見えます
小口径推進工事のたて坑
(推進機械が入るたて坑を掘ってふたをしている状況)
道路の向こうから自然流下でこちらに流す計画なので管の位置が相当深くなり推進工法で工事することに。宅地開発の時に地形に沿って排水できるようにしておけばいいのですが。道路の先の方が5mくらい低く、そこから下流(右手になります)に道路がないため、管を延ばすことができませんでした。推進工事区間は深いため、道の両側の家屋の取り付け管接続のために浅いところに開削工事でもう一本下水道管を入れることになります。
向こうに行く道の両側の家の下水は一度上の管に入って向こうに流れ、その後深い管でこちらに。それから立て坑を経由して右側へ流れていきます。推進工事はたて坑から向こう側に推進するのと右側に推進することに

埋設物の切り回し
道路右側の帯状の舗装やりかえ箇所は下水道管を設置したところ。道路左側の細い舗装やりかえはガス管をそこに切り回したもの。下水道管設置の際どうしてもこういうことがおこります。これでもこの工区は道が広くてほかの埋設物を移動させることが少ない幸運な場所です。