● トラップ

排水管の門番。排水管の一部がアップダウンの構造になり、水たまりに常時排水が溜まり、下流と上流の空間を遮断する働きをしているもの。臭いやごきぶりなどが下流から進入してくるのを防ぎ、排水管の途中で頑張る大事な門番です。流し、洗面台、風呂場、洗面台など水が排水されるところに必ず設置。曲がりくねっている構造から詰まりの原因にもなりやすいことがあります。

● ます
 排水管の点検、掃除のため、排水管の合流点、流れの向きの変わるところに設置される小型のマンホールのようなものです。排水管は詰まりの防止などの上で直線が原則です。そこで曲がり、合流などの箇所に、ますが必要になります。形は円形または角形で内径15cm以上。
● 公共ます
 排水設備(不動産所有者など管理)と公共下水道(公共団体管理)の境界に置かれる「ます」です。設置場所は地域によって異なり、道路の端に設置される場合と民地の道路側に設置される場合とがあります。公共ますの設置管理は、通常、公共団体によって行われます。分流式下水道地域では公共汚水ますと公共雨水ます(雨水が道路側溝を流れるところでは、ない場合が多い。)のふたつになります。

● 掃除口
 管内の点検・掃除が容易にできるように建物の中の所々に設置されます。排水横管の起点、長い管の途中など。
● ストレーナー
 浴室や流しなどの排水口には、指輪など固形物の流下を止めるためストレーナーが設けられます。これはとりはずしできます。
● 通気立て管
 二階建て以上の建物で大量の排水が流れる時など、圧力が急に増加して逆流したりするのを防ぐため、圧力を逃す空気管。立て排水管の横に設けられます。立て排水管の中に空気が通る工夫をして一本の管で兼用しているもの(集合管と呼ばれています)も多い。この場合、満管流れになりやすい下部の排水横主管からも通気させる必要があります。


 ● ディスポーザ
 卵の殻、魚の骨、野菜くずなどの生ゴミを細かく砕いて流す装置。流しの下に設置されます。下水道に対する汚れの負荷は大きくなるので、ディスポーザ単体では使えません。新築のマンション等では、特別の処理装置を設けて(ディスポーザ排水処理システム)固形物などを処理して、下水道に流入させているところが増えています。ディスポーザ排水処理システムは砕かれた生ゴミの汚れを除去する処理槽を設置している型式て、国の認定などがなされたものが使えます。多くの市町村では設置の際届け出が必要です。