1 ミラノからインターラーケンへ

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 イタリアとスイスの国境の町ドモドッソラ駅です。ここでイタリアからの電気機関車がスイスの電気機関車に交代してシンプロントンネルへ向かいます。スイスはEUに加盟していないため、係員が社内に乗り込み乗客のパスポートをチェックしスイスへ入国を許可します。正確にはスイス側の国境駅ブリークからトゥーンまでは私鉄BLS(レッチベルク鉄道)の線で全長4.612kmのレッチベルク・トンネルの中でのトイレの使用は禁止されています。04.8.21 


写真―2
 シュピーツ ー インターラーケン間〈スイスの最大私鉄BLSレッチベルク鉄道〉のトゥーン湖畔を走る2階建てIR(インターレギオナル)列車です。地方都市を結ぶ特急列車で予約はできなません。トイレは水洗ですが、垂れ流しでは? 04.8.21
写真―3
 インターラーケンウエスト駅―オスト駅のアーレン川河畔を走るドイツのICE特急です。トイレはもちろん真空式の水洗で汚物はタンクに貯蔵されます。アーレン川はブリエンツ湖とトゥーン湖を結ぶ水路で、水路の両側は公園になっており、水はすごい勢いで流れているのにガードレールも手すりもなく、子供がサッカーをして遊んでいます。日本では考えられない危険な状態ですが、自己責任の強い国ならばのことでしょう。04.8.22