木更津の干潟(盤州干潟)見学会報告-1 2012/07/04
                              NPO21世紀水倶楽部   亀田泰武
 4回目となる木更津の干潟見学会を企画しました。昨年は潮干狩りの終了日の8月でしたが、今年は7月の最大大潮の平日に。
当日の潮の状況ですが、潮位表で満月で、満潮が4:17の201cm、18:16の201cm、干潮が11:20の4cm、71cm、23:14の104cmでした。
 昨年同様、ある程度岸を離れたら、けっこうアサリがいました。2006年見学会ほどではないけれど、分布を調べるためあちこち回ってもけっこう生息していて、1kg以上は取れ、2009年見学会よりはずっとましでした。
 岸から少し離れたところから取れだし、沖の方にいかなくてもある程度大きなものも取れ、殆どアサリばかり。沖の方にいくとアサリがいなくなり、アサリを食べるツメタ貝の卵が多数。これではアサリがいなくなるのは当然と思われます。今回はじめて小さいハマグリを発見。干潟調査では初めて。うれしくて写真撮影を忘れてしいました。              P1 P2 P3
            観察報告 大野幸正
クロムシ
 砂のとぐろのところにシャベルをえいと差し込んだらいました。こちらはけっこう多く分布。タマシキゴカイ

取れたアサリ
 干潟中程の一番分布が濃さそうなところで一かきしてとれたアサリ。この辺はアサリが多く、バカ貝はぽつぽつですが殆どいなかった昨年より少し増えていました。
マテ貝
 中程からたまに小さいのが。昨年は全然いなかった。少し戻ってきたのか、沖の方まで行けたから見つかったのか。